2026-10-15
中学や高校で部活を選ぶとき、ハンドボールが候補に入っている人もいると思います。でも「どんな競技なのかよく知らない」「自分にできるのか不安」という声もよく聞きます。この記事では、部活でハンドボールを選ぶメリットと、入部前に知っておきたい大変なところを、ハンドボール経験者の目線で紹介します。
ハンドボールは、1チーム7人(コートプレーヤー6人+ゴールキーパー1人)で、ボールを手でパスしながら相手のゴールにシュートを決め合う競技です。走る・跳ぶ・投げるの動きがすべて入っていて、展開がとても速いのが特徴です。
ハンドボールは、中学や高校から始める選手が多い競技です。野球を辞めてからハンドボールを始める人など、ほかの競技から移ってくる人もたくさんいます。
その理由のひとつが、動きのシンプルさです。サッカーのドリブルや野球のバッティングのように、子どものころから積み上げてきた専門的な技術が必要な場面は、ハンドボールにはあまりありません。走る・跳ぶ・投げるという基本の動きが中心なので、始めた時期による差がつきにくいのです。
ただし、動きがシンプルだからこそ、その「質」で差がつきます。どれだけ速く動けるか、どれだけ高く跳べるか、当たり負けしない強さがあるか。そして、相手との距離感や、パスやシュートのタイミングをつかめているか。練習を重ねて動きの質を高めるほど上達していくのが、ハンドボールの面白さです。
速攻で走り、ジャンプしてシュートを打ち、ディフェンスでは相手とぶつかり合う。ハンドボールには全身を使う動きがそろっているので、運動能力がまんべんなく鍛えられます。
ハンドボールは得点がたくさん入る競技です。自分のシュートでゴールを決める機会が多く、決めたときの爽快感は格別です。
エースとしてシュートを打つポジション、すばやく走るポジション、体を張ってスペースを作るポジション、ゴールを守るゴールキーパーなど、役割はさまざまです。背の高さ、足の速さ、体の強さなど、自分の得意なことを活かせる場所が見つかります。
7人で攻めて7人で守るハンドボールは、一人だけでは勝てません。声をかけ合い、連係して点を取る経験は、部活を引退したあとも役に立ちます。
コートを何度も往復する競技なので、体力は必要です。最初はきつく感じても、続けるうちに体力がついてきます。
ハンドボールは接触の多い競技です。ディフェンスでは相手を体で止めにいきます。慣れるまでは怖さを感じるかもしれませんが、正しい体の使い方を覚えれば、ぶつかり合いも競技の面白さになります。
ボールをしっかりつかむために、松ヤニや両面テープを使います。両面テープを使うときは、指に下地テーピングを巻いてから貼るのが基本です。くわしくはハンドボールのテーピングに下地は必要?で解説しています。
ハンドボールは、始めてみると夢中になる人が多い競技です。部活選びで迷っているなら、ぜひ一度ハンドボール部の練習を見学してみてください。